ボジョレー・ヌーヴォ2022 今年の解禁日は、11/17(木)です。

が、今年のボジョレー・ヌーヴォは、いつもと様子が違います。

ロシアとウクライナの長引く紛争により、
輸送費の高騰や、瓶などのワイン外装費の高騰、
さらに円安も重なり、かなりの値上がりとなっています。

ご存じのとおり、ボジョレー・ヌーヴォは毎年、
「解禁日」に間に合うように、【空輸】で輸送されています。
そのため、ボジョレー・ヌーヴォ1本のお値段に対して
その空輸費用がかなりのウエイトを占めるわけです。

通常のワインは「船」でゆっくり輸送されてきますので、
ボジョレー・ヌーヴォが通常のワインよりも高く感じるのは、
「空輸」のせいです。

しかし今年は、昨今の世界情勢により、空輸に必要な燃料費の高騰、
空輸ルートの変更による輸送費の大幅値上げ、
その他瓶などの資材不足や資材の値上がり、さらに円安も重なり、
例年のボジョレー・ヌーヴォのお値段からして、
かなりの値上げを余儀なくされるため、インポーターさんによっては、

・空輸での輸送を断念して、船便に変更
・空輸も船便も断念。ボジョレー・ヌーヴォ自体の輸入を中止

という状況になっています。

プレヴナンでは例年、様々な自然派生産者のボジョレー・ヌーヴォを扱っていますが、
それらにつきまして、今年の輸入状況をインポーターごとに以下にまとめてみました。

【インポーター】野村ユニソンさん
・ラピエール&シャヌデ 空輸のみ 
・フィリップ・パカレ 事情により今年はヌーヴォの生産中止

【インポーター】ヴァンクゥールさん
・フレデリック・コサール 輸入中止
・ジャン・フォワイヤール 輸入中止

【インポーター】サンフォニーさん
・ラパリュ 船便(12月中旬入荷目標)
・レミ・デュフェイトル 船便(12月中旬入荷目標)

【インポーター】ラヴニールさん
・シルヴェール・トリシャール 船便(年明け1月末以降の入荷予定)

【インポーター】ディオニーさん
・新井順子 船便(時期まだ未定)

【インポーター】BMOさん
・クリストフ・パカレ 輸入中止、他のアイデア検討中

なお、昨今の世界情勢によりまして、空輸、船便いづれにしましても、
解禁日に間に合わなかったり、予定どおりの日程で入荷できない可能性も
十分にありますこと、ご了解いただきたいと思います。

実は2022年のブドウの出来、非常にいいそうです!
病気もほとんどなく、順調に成熟期を迎え、収穫も例年よりも早かったようです。
2022年のワインは本当に楽しみなだけに、ぜひご予約頂きまして、
今年の味わいを楽しんで頂ければと思います!

それでは、ボジョレー・ヌーヴォで乾杯できる日を楽しみに待ちましょう!