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「ハレノミーノの想い 」山陽新聞12月28日掲載

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「ハレノミーノの想い 」山陽新聞12月28日掲載
2019年01月15日一日一題

「ハレノミーノの想い 」山陽新聞12月28日掲載

「やまちゃん、大変じゃー」。 ともに「第1回ハレノミーノnishigawa」の準備を進めていた池田促成青果ラボの池田一晃さんが私のお店プレヴナンに飛び込んで来ました。
2011年3月11日。東日本大震災が発生したのです。ハレノミーノの2日前。すでに前売りチケットを販売し、開催を待つばかりでしたが、ニュースでは災害の様子が放映され、各地のイベント中止の情報も流れてきます。
そこで、ハレノミーノ実行委員のメンバーによる緊急会議を開きました。「この状況で飲み歩くのは自粛した方がいい」という意見の一方、「ここまでやってきたのだから開催したい」という意見もあり、判断に苦しみました。
私はスタートに立ち返ることが重要だと思い、自問しました。このイベントをする「意味」や「想い」とは何だろう? 」
そう、このイベントは、NPO法人タブララサの河上直美さんの「西川緑道公園沿いのお店が商店街のようにつながること」という想いからアイデアが生まれたのです。「ハレノミーノ」が飲んで騒ぐだけのイベントなら、中止の決断をしていたと思います。
たどり着いた結論は「こういう時だからこそ、私たちの連携で、被災地を応援できることを考えた方がいい」。だから「開催し、チケット収入の一部を義援金にしよう」と決めました。
イベントは赤字になるかもしれない。けれど「飲むことで被災地を支援できる」ということが、参加者にも飲食店にも伝わればいいなあと思ったのです。各飲食店に開催を連絡し、義援金箱の設置をお願いしました。
当日は、イベントマップを持った人たちが楽しそうに街を歩きました。そして、たくさんの義援金が集まり、被災地に送ることができたのです。